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錦房とは

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新しいパラダイムである統合医療の創生・創発に向けて

錦房株式会社は、新しいパラダイムである統合医療の創生・創発に向けた出版会社として、平成28年11月に創立しました。

未病サミット神奈川2015in箱根

引用:SankeiBiz

http://www.sankeibiz.jp/compliance/photos/151023/cpd1510230500001-p1.htm

■これからの医療の行末

創立年の10月に、当地神奈川で国際会議未病サミット神奈川2015 in箱根が、未病を治すをテーマに黒岩知事のもとで開かれました。これからの医療は病気になってからの治療では遅く、病気の芽を事前に見つけ病気に育つ前に治すことの必要性が語られました。すなわち古来より、上医は未病を治すと伝えられています。

明治以来、西洋医学は目覚ましい発展を遂げ、日本人の平均寿命は世界で一位、二位を争うまでになっています。医学の進歩は、秦の始皇帝が求めた不老不死の夢を可能にするかのようにも見えます。一方、少子高齢化が叫ばれ、医療費の高騰を招き年々国民の負担は大きくなっています。

これから、現代の医学・医療はどこに向かうのでしょうか? 出版が担う問題は限りなく広いと錦房では考えています。

■医学パラダイムの変革

人類の誕生から今日まで、火の使用(狩猟採集から農耕に)、言葉の使用(国家の形成)、また近代科学の誕生(天動説から地動説)など、折々にパラダイムの変革がみられます。

 

物質文明の果てしない発展・拡大と同時に、ヒトは地球という宇宙船に閉じ込められた一生物である現実に直面しています。近代の無限・抽象で可逆的な数学・物理学的モデルは、有限・具体で不可逆的な生命世界、すなわち生物学的モデルとの調和・見直しが迫られているともいえます。医学も同様に、新しいパラダイムの創生・創発と、移行が必要です。

■患者の立場に立ち、より良い医療の創生・創発へ

錦房では、医学・健康にかかわる専門職への応援団を任じ、出版活動を通し、関係諸領域の先生と協力して、より良い医療の創生・創発に寄与することを目指します。

すなわち、統合医療の精神を新しいパラダイムとして、患者の立場に立ち、既存の医学・医療、その他関連分野との連携・協調により、わが国の直面する少子・高齢社会における喫緊の課題への対応について、様々なアプローチと方法を提起、実践をしていきます。

 

具体的には、以下のキーワードを中心に出版を心がけています。

・鍼灸・柔道整復などの伝統医学の科学化と普及

・全人的な立場に立つ患者中心の医療

・現代医学と伝統医学の調和・統合により、伝統医療と先進医療を結ぶ。

・緩和医療、ターミナル、死の臨床などに関する問題

・ヒトの”こころ”と”いのち”の問題への取り組み

・医療哲学や臨床心理

 

専門の諸先生と一緒に企画制作を進めて行きたいと考えています。 

針刺激による脳内血流の変化

「錦房」の由来

錦房株式会社のキンフサの音は、近房に由来します。 近房は、裃のパラダイムがモーニングに代わる時代、明治に生まれた日本橋の洋織物問屋であり、曽祖父の店でした。 出版という荒野の中に生まれる小さな庵に、いのちのDNAを移殖しました。 明治は、日本の近代化という新しいパラダイムを生み出しました。 今また、宇宙船地球号には新しいパラダイムの構築が必要であり、医学・医療においても同様といえます。 統合医療の考えが一つの萌芽ではないでしょうか? 

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